内科

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

こんな症状はありませんか?

  • 寝ている時に呼吸が止まる
  • いびき
  • 昼間の眠気
  • 疲労感
  • 体重増加
  • 夜間のトイレ
  • 起床時の頭痛や口の渇き
  • 成人病を2つ以上持っている
もしかしたら…
睡眠時無呼吸症候群かもしれません

睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に呼吸が止まってしまう病気です。

放置すると、交通事故や、高血圧症、糖尿病、高脂血症から動脈硬化が進行し、不整脈、狭心症、心筋梗塞につながる恐れがあります。
また、肥満者に多いことからメタボリックシンドロームとの関連も指摘されています。
お仕事や家事などの私生活に悪影響が出がちになりますので、放置することは禁物です。

検査から治療まで

STEP1:セルフチェック・診察へ

上記症状がある方、ご家族から指摘のあった方、または下記のセルフチェックで11点以上もしくは6-10点でも周囲の方から夜間の呼吸停止を指摘された方は、診察をおすすめします。

睡眠時無呼吸の評価
(Epworth Sleepiness Scale(ESS))
状況決して眠くならないまれに眠くなることがある眠くなる眠くなることが多い
① 座って読書をしているとき0123
② テレビを見ているとき0123
③ 人がたくさんいる場所で座って何もしていないとき
(例えば会議中や映画を見ているときなど)
0123
④ 車に乗せてもらっているとき(1時間くらい)0123
⑤ 午後、横になって休憩しているとき0123
⑥ 座って誰かと話しているとき0123
⑦ 昼食後静かに座っているとき0123
⑧ 運転中、渋滞や信号待ちで止まっているとき0123
STEP2:検査

睡眠中の呼吸状態、酸素低下、睡眠の深さなどを検査します。

簡易検査

はじめに簡易検査から行います。

ご自宅で、指先センサと呼吸検査をつけて血液中の酸素と呼吸の検査を行います。

簡易検査機本体
精密検査
(状況により実施)

簡易検査よりもさらに詳しく、睡眠と呼吸の「質」の状態を調べる検査です。

ポリソムノグラフィー(PSG)検査と呼ばれます。こちらも自宅にて取り扱い可能な機器を使用します。

精密検査機本体

どちらの検査もご自宅に検査機器が届きます。一晩だけの検査です。

STEP3:治療
軽症の場合

マウスピースを作成し、寝ている間に使用する治療を行います。

※作成可能な歯科医院をご紹介いたします。かかりつけの歯科がある場合はお申し出ください。

マウスピース
重症の場合

簡易検査や精密検査で重症の場合、CPAPといわれる機械を使用した治療を行います。

治療開始後は、1ヶ月に1回程度の受診が目安となります。

CPAP_SleepStyle_BIX6036_HR

料金について

簡易検査

1回約2,700円

(3割負担の場合)
精密検査

1回約11,000円

(3割負担の場合)
CPAP療法

月額約4,000円/月毎

(3割負担の場合)

※検査・治療には基本的に保険診療が適用されます。(診察料別途)
※通院の状況や検査内容によって金額が変わる場合がございます。

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